ハイサイ！
靖国神社の春の大祭にあわせて、超党派の議員連盟のメンバーの参拝を皮切りに、多くの国会議員が玉串を奉納したり参拝致しました。先の不幸な大戦で、国に身を捧げた方達へ、感謝と哀悼の意を伝えるのは、ごくごく当然の事です。しかしながら、この神社はA級戦犯を合祀しています。
A級戦犯と認定した、『東京裁判』の文献を、随分と若い頃に読み漁りました。「平和に対する罪」は〜？こんな概念は当時はありませんでしたし、敵対した日本を罰するリンチ裁判だったのは間違いないでしょう。噴飯ものの裁判だったのはハッキリしています。
更に、広田弘毅のように、何故、A級戦犯なのか？理解不可能な無茶苦茶な判決があったのは承知の助ですが、3100000人以上の日本人が命を落とした大戦。少なくとも当時の上層部は責任を取るべきですし、落とし前を付けねばなりません。そんな人間を国を守るために純粋に命を捧げた人達と一緒に祭るべきではありません。赤紙一枚で戦争に行けと云った人間の誰も責任がなく、一緒に手を合わせるなんて。
4人の子供を先の大戦で無くした、うちの故祖父口癖は「何としても生き残って欲しかった。人の息子に死ねと云って、のうのうとして、中には国会議員までしとるやつがおる。悔しいわ。」市井の人々は深く傷ついたのです。
参拝する事をドヤ顔の議員達は頗る気持ちが悪いです。何の危険もないところで、旗を振る自分を恥ずべきでしょう。パトリオット、愛国心はそんなパフォーマンスとは無縁のところにあります。浅ましさしか感じない政治家ばかりですね。
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